Saidera Mastering Blog

CDマスタリング、DSDレコーディング、ハイレゾ配信&ストリーミング。 サイデラ・マスタリングは、常に最新のテクノロジーとワークフローにより「伝わる音」の技術を提供します。

[]ノイズ対策



チーフ・エンジニアの森崎です。





ライブレコーディング、スタジオのレコーディングで重宝するのがスプリッターです。


パラボックスとは少し違い入力に対してスルーアウトとグランドオン、


オフの2系統のアウトプットが付いています。


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グランドオン、オフの付いたアウトプットはキーボード、BassなどDIを使う機材のノイズ対策に有効です。





例えばライブレコーディングの時にのパラアウトをもらったけど、


どうしてもノイズが取れないという経験があると思います。


そういう時はパラアウトとヘッドアンプ、ミキサーの間にスプリッターを挟んでください。





つなぎ方は


ハウスのパラアウト→スプリッター(インプット)→スプリッター(アウトプット)→ミキサーの順です。


ノイズが乗っているときはグランドリフトのアウトからとってください。


ジーというグランドノイズは殆どなくなるはずです。





また、ギターアンプからのノイズが中々取れないときは、


ギターのシールドケーブルのプラグとギターアンプのネジなどに細いコードでアースを落としてあげると、


軽減することがあります。


金属のところを色々タッチしていくと良いポイントが見つかるはずです。