[]MR-2000Sを使ってみよう!(その5)「オーディオ編」

チーフ・エンジニアの森崎です。

(オーディオ編)
オーディオが趣味の方にとっては、アーティストの良い演奏だけではなく音の良さにも特別なこだわりがあると思います。お気に入りの作品を自分が理想としているコンサートホールのサウンドに近づけたり、ライブハウスの演奏のリアルさを追求したり、理想のヴォーカルを求めたり、楽しみ方は様々ですね。

僕は音の鮮度、立ち上がりのスピードは入り口で決まると思ってます。再生機材が良くなければアンプ、スピーカーをどんなに頑張っても、表現出来ないサウンドがありますので。そのこだわりはマスタリングでも全く同じですね。
KORG MR-2000Sがスタジオに来た時、付属ソフトウェアの「AudioGate」を使って、DSDにアップコンバートしグロリア・エステファン『Mi Tierra」を聴いてみたんです。この作品はCDは音もすごくいいのですが、DSDにアップコンバート後ではアナログレコードのような枠がない感じの伸び伸びしたサウンド。音色は自然で柔らかいのですがラテンのリズムがとてもタイトで気持ちいいです。特にハスキーなヴォーカルのニュアンスが抜群でした。

このサウンドはうれしい発見でしたね。超高級なCDプレーヤーのような表現力です。ケーブルの聴き比べなどのリファレンスにも使っています。音色が素直なのでキャラクターの違いが分かりやすいです。スピーカー調整のリファレンスとしても最適です。

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