[]MR-2000Sを使ってみよう!(その4)「TD編」

チーフ・エンジニアの森崎です。

(TD編)
KORG MR-2000SをTDに使ったら効果がありますか?という質問を頂きますがもちろんです。Pro Toolsの作業では最終的にミックスデータをバウンスすることで音色は若干変化します。一方MR-2000Sに5.6MHzで録音すればモニターアウトのサウンドをほとんどそのままのクオリティーで録音することが可能です。もちろんMR-2000Sの前にアナログのEQ、COMPを通したり、アナログハーフインチを通してそのアウトを録音することも可能です。この場合ランニングテープ1本あればアルバム1枚分ハーフインチを通せるんです。

今までなら録音スタジオとマスタリングスタジオではテレコ自体が違うので同じサウンドを再現することが出来ませんでしたが、MR-2000S本体を持ち運べば(サイデラ・マスタリングではもちろんデータの持ち込みでOK!)それが可能なのは本当にすごいことだと思いますね。

もう一つは以前も書きましたがノンストップのMIXCDを作る時にぜひ使って頂きたいですね。MR-2000Sにはピンの入力、出力が付いているのでクラブ・ミキサーのUREI1620の出力をそのまま録音出来るんです。DSD5.6MHzで※約14.5時間の録音が可能なので時間を気にすることなくプレイすることが出来ますし、何よりアナログレコードの質感をそのまま録音出来るところが一番の魅力だと思います。音のクオリティーはほとんど失うものはありません。
(※連続では6時間の録音が可能)

この方法だとDJがマスタリングスタジオでプレイしてそのままマスタリングしたかのような、昔のダイレクトカッティングのようなことが可能です。

MR-2000Sの良いところはアナログの良さを生かしてくれる機材だということ。Pro Toolsでは満足出来なくてさらに何かをプラスしたい、感動のレベルを上げたいというアーティストには絶対の機材だと思います。

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