[]リミッターの使いこなし(その4)「ソフトリミッターの選択」

チーフ・エンジニアの森崎です。
本日はソフトリミッターの使いこなし(応用)の解説です。

マスタリングで、音量レベルは大きく、ヴォーカルの質感をそろえ自然な流れに聴かせるにはソフトリミッターの使いこなしが有効です。特に多くのアーティスト・エンジニアが関わっているコンピレーションの作品では音源のコンプ、リミッターの処理は様々です。

<音源の種類>
1. コンプもリミッターもほとんどかけてなく、ヘッドルームが十分に空いている。
2. コンプのかかっていて、ヘッドルームは1dB程度空いている。
3. コンプもリミッターもかかっていて、レベルもぎりぎりまで入っている。

ソフトリミッターの設定はOFF、+3dB、0dBなどの数パターンの設定があります。一番きつくかかるのが0dBです。

<ソフトリミッターの選択>
1.の音源ではある程度レベルを入れる必要があるので0dB。
2.の音源では+3dBで音がまとまる程度にかけます。
3.の音源ではレベルを入れる必要もなく音をまとめる必要もないのでOFF。

一つの設定のみでリミッティングすると全体において不自然なサウンドに聴こえてしまうことがあります。上記のように使い分け音の輪郭を統一することが重要です。曲ごとの帯域のバランスはEQで。音像の大きさ、密度はコンプで仕上げましょう。


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