Saidera Mastering Blog

CDマスタリング、DSDレコーディング、ハイレゾ配信&ストリーミング。 サイデラ・マスタリングは、常に最新のテクノロジーとワークフローにより「伝わる音」の技術を提供します。

[]ケーブルの使いこなし(その2)「インプットとモニター、二つのライン」

チーフ・エンジニアの森崎です。

スタジオのワイヤリングには音源からレコーダーまでのインプット・ラインと録音されたものを再生するモニター・ラインの2つがあります。

モニター・ラインのケーブルはフラットの方がいいですが、インプット・ラインのケーブルはヴォーカルの抜けが良くなったり、キックのアタックがしっかり出るといったキャラクターのあるケーブルも使います。サイデラ・マスタリングではモニター・ラインのケーブルはSaidera Ai SD-9003を使用しています。
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インプット・ラインは主にアクロテック8N、6N、トランスペアレント MUSIC LINK SUPER、WireWorld ECLIPSEなどを使っています。
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分かりやすいモニター環境にはモニタースピーカーの調整だけではなく、モニター・ラインのケーブル選択もとても重要ですよ。