[]モニター改善策(その16)「パワードスピーカーの使いこなし復習」

チーフ・エンジニアの森崎です。
本日はパワードスピーカー使いこなしのポイントの復習です。

プライベートスタジオなどでは外付けアンプのパッシブスピーカーよりも、アンプ内蔵のパワードスピーカーを使われている方が多いと思います。

(使いこなしのポイント)
1) 電源ケーブル、ラインケーブルの長さをそろえる。
2) スピーカーの高さ、角度を合わせる。
3) スピーカーの周りに出来るだけ物を置かないようにする。

電源ケーブルは2m前後の長さが理想です。スピーカーをミキシングコンソールの後ろに置く場合はそこまでタップで延長してからつないで下さい。ラインケーブルは片側がコンソールアウトに近くても、左右で同じ長さのものを用意して下さい。遠い一方だけ延長すると左右のバランスが崩れ、音の定位が分かりにくくなってしまいます。ケーブルは少したるむぐらいの無理の無い長さでそろえて下さい。

スピーカーの高さ、角度も重要なポイントです。基本はツイーターを耳の高さに。角度は内側の側面が少し見えるぐらいが良いですね。スピーカーの間隔が広すぎたり角度が緩いとヴォーカルやキックなどのセンター成分の音が分かりにくくなってしまいます。

スピーカーの上や周りに物が置いてあると振動や反射で正しいリスニングが出来なくなります。片側のスピーカーの周りに物があるだけで左右のバランスが分かりにくくなりますので注意して下さい。

P.S.
パワードスピーカーのラインケーブルはカナレ L-4E6Sがフラットでお勧めです。ベルデン1192A、モガミ 2534も同グレードで大変良いケーブルです。モニタースピーカー用のケーブルはハイエンドの色づけのあるものよりバランスの良いケーブルが使いやすいです。まずはこれらのケーブルからスタートして、徐々にグレードアップしていけば理想的なサウンドが見つかるはずです。Saidera Ai SD-9003ケーブルはモニターケーブルとしても最適です。


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