[]リミッターの使いこなし(その2)「ソフトリミッターを使い分ける」

チーフエンジニアの森崎です。
リミッターの使いこなし(その2)としてリミッターとソフトリミッターの使い方を説明します。

プラグインやデジタルコンプには、
1.リミッター
2.ソフトリミッター
などの名称でちがうアルゴリズムが用意されている機種があります。

1.リミッターはガッツリ効きます。こちらは特に歪みやすい音、ピアノ、左右に広がるディストーションギター、アタックの強いキックなどに有効です。僕の場合はどうしても抑えきれない突発的なピークがある場合はリミッターを使います

2.ソフトリミッターは緩やかに効きます。木管楽器などアタックが弱い楽器やレベルを入れずに仕上げる楽曲に有効です。僕は最初はまずソフトリミッターを試します。ピークが少ない楽曲の場合はソフトリミッターだけで十分に音をまとめることが可能で、より自然な音の仕上がりを得ることができます

ナチュラルな音に仕上げるにはソフトリミッターで全体をまとめつつリミッターを補助的に使うのがポイントです。2つのリミッターのサウンドの特徴は前者は輪郭がハッキリしたキレのあるサウンド、後者はナチュラルで暖かみがあるサウンドです。ソフトリミッターのパラメーターを上手に設定してテープコンプレッションのような効果を作るテクニックもあります。2ミックスにトータルでかける場合は前段のソフトリミッターと後段のリミッターとのバランスでサウンドのキャラクターを微調整できます。ナチュラルな音に仕上げたい場合はソフトリミッター寄りのセッティングで、パンチのある音に仕上げたい場合はリミッターをしっかりかけたほうがいいでしょう。いずれのセッティングもリミッターをかけていないオリジナルの音源と比較試聴しながら音作りすることをお勧めします。
2013-07-05改定


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