[]ボーカルのEQ(その1)「ボーカルの様々な成分」

チーフ・エンジニアの森崎です。

ボーカルを際立たせるには、
1.ボーカルそのものをEQする
2.ボーカル以外のオケを整理する
の2通りの方法があります。マイクには純粋な声だけではなく、部屋の響き/胸の共鳴/歯の子音など、色々な成分が混ざってきます。このことを踏まえて聴くとマスタリングでのボーカルのEQのポイントが見えてきます。

・声を太くさせたい、しっかり聴こえるようにしたいときは1で調整します。600Hz〜2KHz辺りを強調しますがこの帯域は他のオケに対しても音色ががらりと変わりますので注意してください。
・全体に声が抜けない場合は2です。ボーカルの周波数帯域近くにいる他の楽器をを少し下げてみます。250Hz前後の中低域です。
・声をシャープに聴かせたい、発音をしっかりさせたい場合は1。4KHz〜8KHz辺りを強調します。こちらも音に輝きや明るさをプラスする帯域です。
・声のエアー感、子音を強調させたい場合も1。12KHz〜16KHz辺りを強めます。こちらの帯域はほんの少しで効果が出るはずです。

どのEQも実際には1.0dBも強調することはほとんどなく、0.数dBの作業です。また、EQは陰と陽の関係があるので、プラスにする帯域をマイナスにすればその反対の効果があります。2Mixの中でボーカルのバランスを整えることはとても難易度が高いですが、ぜひヒントにしてください。
2013-8-2改訂


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