[]InterBEE2010音響シンポジウムレポート

どうもMUSHです!

2010年11月17-19日、幕張メッセにてInterBEE2010が開催されましたね!僕は11月18日に行われた毎年恒例「音響シンポジウム」に参加してきましたよ!

今年のテーマは「ラウドネス音声基準規格はユーザをリモコンボリュームから解放する切り札になるか」。InterBEE2010は過去最多の出展数とは言え年々縮小しているオーディオ部門の展示ですが、それを感じさせない、会場は超満員。立ち見が続出し急遽増席していました。このテーマへの関心の高さが伺いとれます。

なぜこの「ラウドネス」にこんなにも関心が集まっているのか。みなさんテレビを視聴していて、各局や番組、CM間で音量差を感じたことはありませんか?テレビCMなどでご存知の通り、2011年7月24日を以て地上アナログテレビ放送は停波し、地上波デジタル放送に完全移行します。現在はアナログ/デジタル放送が同時送信されているサイマル放送の状態です。アナログ放送では過変調を防ぐため音声にリミッターが入りますが、デジタル放送にはそのリミッターがなく(ピークオーバーは監視します)データ化された信号がそのままに放送されます。つまりある程度リミッティングされていたアナログ放送時代よりもさらに音量差が顕著になります。

そこで電気信号の実効電圧を測定する現状のVU・ピークメータのみでのレベルモニタリングだけでなく、人間の聴感上の音の大きさを数値化するLU(Loudness Unit)でのモニタリングが推進されており、ラウドネス音声基準の規格化が世界的に進んでいます。

当日のプレゼンテーションで特に印象的だったのは、
”新しい納品基準が出来そうなことは知っている”し、”そのことにも肯定的”だが”ITU-R勧告(ラウドネス音声基準などを含むもの)の詳細は知らない”方が多いというアンケート結果が出たということ。ラウドネス(音量)戦争については音楽CDの世界でもAESなどでたびたび問題にあげられていますね。今後も引き続き、視聴者に快適なテレビ音声を届ける為のラウドネスの動向に注目です!

また会場では各社から出ているラウドネスメーターの展示も行われていましたよ!



当日配布資料(PDF: 3,372K)
ラウドネスメーターとは」SCAサウンドソリューションズ
「ラウドネスメータどうなってるの?」ROCK ON PRO技術解説:京田真一氏

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