Saidera Mastering Blog

CDマスタリング、DSDレコーディング、ハイレゾ配信&ストリーミング。 サイデラ・マスタリングは、常に最新のテクノロジーとワークフローにより「伝わる音」の技術を提供します。

[]ステージ転換時のマイクロフォン移動 <その1>

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。

オーケストラや室内楽の演奏会では、楽曲によってステージ上の楽器配置が異なる場合があります。例えば、コントラバスが上手から下手に移動することだってあり得るのです。そんな時、コントラバス用のマイクロフォンはどの様に移動したらいいのでしょうか。

1.単純に動かす……ケーブル介錯は必須ですね

2.あらかじめ下手と上手にケーブルを準備しておく……ケーブルの移動がないので楽です

例:あらかじめ下手と上手にケーブルを準備しておく

3.下手と上手にマイクロフォンを準備しておく……機材に余裕があれば可能

4.下手側にある他の楽器用マイクロフォンを転用する……最低限の移動で済むかも?

転換時間やスタッフ数など考慮し、最適な方法を選びたいですね!


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[]すきま時間の過ごし方

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。



日本の音楽ホールのほとんどは9時開館、機材の搬入〜設営は時間との戦いですが準備万端整えば時間に余裕ができることも……そんな “待ち” の状態には色んな過ごし方があります。

1.使わない大型の機材を機材車に戻す ← 撤収時、ホール 〜 機材車間を往復する回数が減らせるかも?

2.使わないケーブル等を片付けやすいようにまとめる ← 撤収前にやれることはやっておく! ← しかし、いざという時の代替品は手元に残しておく!

3.ケーブル接続等に “ゆるみ” が無いかどうか再度確かめる

4.現場を小奇麗にする

5.現場の写真を撮る ← マイクロフォンセッティング、舞台袖や楽屋、機材の設定

6.ホール客席のあちこちで音を聴き比べる

7.近所を散歩する ← 出張録音では楽しみのひとつ

8.演奏会のチラシや ぶらあぼ を読む

……作業効率を考えて行動することはもちろんですが、収録本番に集中するためにリラックスして過ごすことも大切ですね!


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[]演奏していない時の音を録る

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。



コンサートホールでの録音時、余裕があれば是非とも録っておきたい「演奏以外の音」があります。それは、「静かな状態のホールの音」です。この「ベースノイズ」「ホールノイズ」「ノンモン」などと呼ばれる音を、空調も照明も演奏時と同じ状態にして数十秒から数分間録音します。

録った音は曲間の繋ぎに使ったり(完全な無音とするとライブの空気感が途切れてしまう)、演奏の “間” を微調整するために用いたりできます。

また、時間帯によって音の表情が変わりますから、昼間と夜間の2種類くらいはおさえておくと、より “繋げやすい” かも知れません!


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[]今年もこの時期!第56回グラミー賞サラウンドサウンド部門ノミネート作品

どうもMushです!

【2014.1.27更新】
「第56回グラミー賞サラウンドサウンド部門」<http://www.grammy.com/nominees?genre=54>受賞作品決定!
「Live Kisses (Paul McCartney)」
が受賞しました。キャピトル・スタジオの惜しげもない映像と、全世界で楽しまれる圧倒的なクオリティで納得の受賞です。ミックスを手がけたアル・シュミットの日本でのセミナーの記事はこちら。
http://www.japrs.or.jp/j/topic/topic10.html

++

OTOTOY DSD SHOP 2013」は明日まで!みなさんDSD/ハイレゾサウンドをまず一度体験してください。ソニーのハイレゾウォークマン最上位機種「NW-ZX1」も発売開始され、ハイレゾ盛り上がってきたなぁ!

ですが今日は、同じくらいぼくの中で盛り上がっている「第56回グラミー賞サラウンドサウンド部門」<http://www.grammy.com/nominees?genre=54>のノミネート作品をご紹介。サラウンドも体験すると、すごいですよ。ノミネート5作のうち4作はBlu-ray、1作は配信という、サラウンド音楽の世界も新しくなってきていますね。SACDの作品がノミネートしなかったのは初めてではないでしょうか?

この5作品は年明けに「サイデラ・モーニングセッション」で視聴予定です!


1.Live Kisses (Paul McCartney)
Al Schmitt, surround mix engineer; Tommy LiPuma, surround producer
Label: Eagle Rock Entertainment
サラウンドMixはアル・シュミット!Blu-rayでのリリースです。
Link (amazon.co.jp): http://www.amazon.co.jp/Live-Kisses-Blu-ray-Import-Mccartney/dp/B0091LS0BU


2.Sailing The Seas Of Cheese [Deluxe Edition] (Primus)
Les Claypool & Jason Mills, surround mix engineers; Stephen Marcussen, surround mastering engineer; Les Claypool & Jeff Fura, surround producers
Label: Universal Music Enterprises
こちらもBlu-rayの24ビット/96kHz。映像はビジュアライザーが入っているだけで、音のためだけのBlu-rayです。
Link (amazon.co.jp): http://www.amazon.co.jp/Sailing-Seas-Cheese-Primus/dp/B00BX8MM3Q/ref=mb_oe_o


3.Signature Sound Opus One (Various Artists)
Leslie Ann Jones, surround mix engineer; Michael Romanowski, surround mastering engineer; Herbert Waltl, surround producer
Label: Media Hyperium 3 (Mh3)
こちらはダウンロード販売のみで、サラウンドのFLACファイルと、サラウンドのAACファイル(!)バージョンがあります。
Link (ここからダウンロード購入できます): http://shop.klicktrack.com/mediahyperium/424505


4.Sixteen Sunsets (Jane Ira Bloom)
Jim Anderson, surround mix engineer; Darcy Proper, surround mastering engineer; Jim Anderson & Jane Ira Bloom, surround producers
Label: Pure Audio Records
こちらは「Pure Audio Blu-ray」と呼ばれている、Blu-rayディスクを音のためだけに使用するものです。(普通のブルーレイプレイヤーで再生できます)
Link (amazon.com): http://www.amazon.com/gp/product/B00F96EETI/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp;=1789&creative;=9325&creativeASIN;=B00F96EETI&linkCode;=as2&tag;=aa09-20


5.Sprung Rhythm (Richard Scerbo & Inscape)
Daniel Shores, surround mix engineer; Daniel Shores, surround mastering engineer; Dan Merceruio, surround producer
Label: Sono Luminus
こちらもPure Audio Blu-rayで、5.1chサラウンドの他に7.1chサラウンドも収録!
Link (amazon.co.jp): http://www.amazon.co.jp/Sprung-Rhythm-Lincoln-Decusatis/dp/B00D4AZXJG


関連リンク:
GRAMMY.com:56th Annual GRAMMY Awards Nominees
OTOTOY DSD SHOP 2013:https://ototoy.jp/feature/2013103001
Saidera Mastering Blog:ECLIPSE TDスピーカーでグラミー賞受賞作品”Patricia Barber/Modern Cool”を聴く!@AES日本支部60周年記念イベント


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[]台車のある風景

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。

録音機材の搬入/搬出にかかせない道具である「台車」が美しく積み上げられた光景に出会いました。いい仕事してますね!





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[]サウンド&レコーディング・マガジン 2014年2月号「Cross Talk 山内“Dr.”隆義 × 森崎雅人 最新ポータブル・プレーヤーがもたらす ハイレゾ・マスター制作への意識改革」


発売中の最新のサウンド&レコーディング・マガジン 2014年2月号「Cross Talk」のコーナーで、音響ハウス時代にアシスタントについたこともある先輩エンジニアの山内“Dr.”隆義さんのお相手としてチーフエンジニア森崎雅人を取り上げていただきました。

サウンド&レコーディング・マガジン 2014年2月号 P.97-101
■Cross Talk 山内“Dr.”隆義 × 森崎雅人
最新ポータブル・プレーヤーがもたらすハイレゾ・マスター制作への意識改革

ーマスタリングする上でハイレゾの登場で変わったことはありますか?
森崎:一番重要だなと思ったのはモニター環境なんですよ。細部まで聴こえている状態で作業しないと、EQ処理するにしても、聴こえていないと補正できないですから。これだけリスナー側に聴こえている情報が多くなると、モニターで聴こえていないところを”予測して”作ることができなくなるんです。

続きは誌面またはiPad版で!(iPadサウンド&レコーディング・マガジンは2013年 App Storeの「App Store Best of 2013 」「今年のBest iPad App」に選ばれました!)
http://www.rittor-music.co.jp/magazine/sr/
https://itunes.apple.com/app/id686362872

昨年秋、OTOTOY、e-onkyo musicに続き、ソニー・ミュージック系列の音楽配信サイトmoraが、CD以上の解像度を持つハイレゾ音源を発売した。そうした配信のハイレゾ化と呼応するように、これらのハイレゾ音源再生に対応した携帯プレーヤーや、スマートフォンでハイレゾ再生を可能とするDAコンバーターなどが続々登場してきている。手元で常にヘッドフォンでハイレゾ音源が聴ける……そんな時代の到来に対して、音楽の制作現場はどのように対応していけばよいのだろうか? 今回はこれらのハイレゾ・プレーヤー&DAコンバーターをレコーディング・エンジニアの山内"Dr."隆義氏とマスタリング・エンジニアの森崎雅人氏に試聴してもらいながら、両氏に制作現場サイドの課題について語っていただくことにした。

≪登場機種≫
◎ASTELL&KERN; AK120
SONY NW-ZX1
◎IFI Nano IDSD
◎RESONESSENCE LABS Herus


関連リンク:
サウンド&レコーディング・マガジン | リットーミュージック
ASTELL&KERN; AK120
SONY NW-ZX1
IFI Nano IDSD
RESONESSENCE LABS Herus

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[]照明のノイズ

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。



ライブの場合はさておき、ホールを貸しきってのセッション録音では、気をつけたいノイズ源として空調のほかに照明があります。「ブーン」「ジー」といった “照明器具(灯体)自体が発する音” は無視できません。

対策としては、下記が考えられます。

・点灯させる灯体の数を減らす(=演奏に支障ない明るさに)
・調光によって暗くすると音が目立つので、その灯台が最も明るい状態にする
・録音チームで、音の静かな照明器具を持ち込む

ザッツ ライト!



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