Saidera Mastering Blog

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[]サイデラ・モーニングセッション#035が終了しました「第53回グラミー賞サラウンド部門Winner視聴」

どうもMUSHです!
サイデラ・モーニングセッション#035「第53回グラミー賞サラウンド部門Winner視聴」が終了しました。

Title: BRITTEN'S ORCHESTRA
Artist: Michael Stern & Kansas City Symphony
Format: SACD Hybrid
Recording Location: Community of Christ Auditorium
Credit: Keith O. Johnson, surround mix engineer; Keith O. Johnson, surround mastering
engineer; David Frost, surround producer
Label: Reference Recordings

日本中が大変に盛り上がった第53回グラミー賞サラウンド部門の発表、見事受賞したのは
[ BRITTEN'S ORCHESTRA / Michael Stern & Kansas City Symphony ]でございました!

サイデラ・モーニングセッションでも毎年恒例となった(といっても2年目)グラミー賞サラウンド部門WINNERの視聴。僕は以下の観点で視聴しました。
*65x51x30メートルもあるオーディトリアムという録音ロケーションがサラウンドで再現されているか?
*アリーナ中央のステージをスピーカー内部の音場で再現出来ていれば、その周り(=スピーカーの外)は客席のサウンドになるのか?
その答えは、、、ぜひみなさんもサラウンドで視聴してみてください!

参加者の方に作品の印象を伺いました!(一部抜粋)
++
*レンジが広く臨場感があるなとおもいました。
*不思議な音場。
*こういった場で録音をしっかり聴くのが初めてでしたが、録音でもここまで立体的でバランスのとれた演奏が聴けてしまうのか、と思いました。中心で聴いていると音が迫ってくるようで、本当にステージに居るようでした!
*グランカッサの低音を強調してもにごりのない低音の響きを表現できるホールサウンド!
*会場の広さの印象とは異なる比較的ONなサウンド。響き成分は多いがONってことはけっこうマルチマイクか?
*音の分離感。ハープがあそこまでクリアに聴こえるものなのかと驚いた。
*DTMなどと違い、カブリなどの音の干渉の対策が気になる。
*かなり定位を作られているが音がSACDっぽい。映画音楽とも違い、かといってステージ上の楽器の配置とも違い、すこしびみょうでしたがこれはこれで良いのかも知れません。
++


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