[]ある日のマスタリング風景(その4)「自宅モニター改善例」


ある日のマスタリング風景(その3)「いよいよDSDマスタリング」からつづく

<自宅スタジオ改善例>
森崎:持ち込み頂いた音源はバランスも良く広がりも十分に有りました。最初「音に広がりが足らない」とのことでしたがどのようなモニター環境で作業してますか?
Aさん:スピーカーはFOSTEX NF-1Aをコンクリートブロックを積んでその上に置いています。
森崎:コンクリートブロックに置いてあれば振動対策はバッチリですね。
Aさん:ただラインケーブルを抜き差しした時に角度がずれてしまい、そのままのセッティングで作業してしまいました。
森崎:スピーカーの角度が違うと、LRで直接音と初期反射音も変わってしまいます。LRのスピーカーをできる限り同じ角度でセッティングしてください。音の広がり、フォーカスを改善することができます。イメージとしてはカメラのピント調節をするように、です。
Aさん:さらに、後方の壁も片方は板でもう一方はカーテンがかかっていますがこちらも揃えた方がいいですか?
森崎:LRを揃えるのが理想です。LRで異なる反射があるとバランスが崩れます。低域の分離が悪かったり濁りを生じることが有ります。試しに板の壁側に大きめな布などを吊るしてみてください。定在波が抑えられるとさらに演奏の細かいニュアンスまで聴き取れるようになりますよ。
Aさん:ぜひそのレベルのモニター環境をを手に入れたいですね。早速、自宅に帰ったら試してみます!
森崎:LRのスピーカーの角度を均等にするだけなく、後ろの壁にも注意しましょう。


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