Saidera Mastering Blog

CDマスタリング、DSDレコーディング、ハイレゾ配信&ストリーミング。 サイデラ・マスタリングは、常に最新のテクノロジーとワークフローにより「伝わる音」の技術を提供します。

[]ケーブルの接続を間違えないために


チーフエンジニアの森崎です。本日はケーブルの接続を間違えないためのアドバイス。

マスタリングにおいて、ケーブルの結線ミスは絶対にあってはいけません。LRが逆に録音されては大事故です。サイデラ・マスタリングのケーブルは基本的にステレオペアになっていて、青/赤のラベルをつけています。そして先番=Lが青、後番=Rというのがルールです。機材側のコネクタにも同様にラベルをつけています。これをやっておくとなにも考えなくても視覚的な確認が入るため、結線の際にLRを絶対に間違えません。

このラベル付け(あるいはケーブルそのものの色が分かれていることもあります)ルールはスタジオよりけりで、僕がアシスタント時代を過ごした音響ハウスでは基本的に暖色が先番でした。例えば、
赤:キック(オン)
オレンジ:キック(オフ)
黄色:ハイハット
緑:スネア(表)
青:スネア(裏)
タムはハイ・ローの順でコンソールに立ち上げるのか、ロー・ハイの順なのかで使い分けます。

そして気がついたでしょうか?サイデラ・マスタリングと音響ハウスはルールが間逆なんです!これに慣れるのには半年ぐらいかかりました。ケーブルの抜き差しを頻繁に行う方はぜひ、ラベル付けを行なってください。


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