Saidera Mastering Blog

CDマスタリング、DSDレコーディング、ハイレゾ配信&ストリーミング。 サイデラ・マスタリングは、常に最新のテクノロジーとワークフローにより「伝わる音」の技術を提供します。

[]ライブ用音源(オケ)のマスタリング

チーフ・エンジニアの森崎です。
「ライブ用音源のマスタリング」

きっかけはあるアーティストさんからの「歌に集中できるライブ用の音源を作って欲しい」というリクエストから。

1.音響的な処理を施していないイベントスペースなどで音を再生すると低域がかぶり特にリズムが聴こえにくい
2.ミックスマスターの音源は音質やバランスはバッチリでも曲ごとにエンジニアやスタジオの違い音圧や質感が異なる
3.色々なアーティストが参加しているので自分の番になって音がしょぼいとテンションが下がる

「マスタリングで解決することはできますか?」というリクエストでした。マスタリングで、音の質感、音圧、音量レベルを統一してあげることで歌いやすい音源に仕上げることができます。低域の処理をきちんとすれば多少音のかぶりや反響のある会場でもしっかりと鳴ります。想定する会場の広さによりタイトを調整することも有効です。

実際にマスタリングを施した音源を使ったご本人から「とても歌いやすかったです。何よりも自分のテンションが上がり良い歌が歌えました!」と言われた時には嬉しかったです。もともとすばらしいレコーディングなのですから、我々ができるのは、アーティストさんの自信を少し押してあげることですね。アーティストさんのパフォーマンスが変わる!アーティストさんのライブのお手伝いができる。これはやりがいのある仕事です。

R&B;、HIP HOP、レゲエなど音圧が必要なジャンルでも低域がブーミーにならずCD並みの音圧に仕上げることも可能です。

バッキングトラックでも歌いやすい音質に仕上げることで、パフォーマンスが必ず引き立ちます。なによりノリノリで気持ちよく歌ってもらえると思います。モニターも大切なのですが、それ以前に持ち込みの音源がいい音であること。もし、いつもの音源で歌いにくいと思ったらぜひ連絡してください。

関連リンク:
Saidera Mastering Blog:低域の処理(その1)「キックとベースとボーカルと」
Saidera Mastering Blog:低域の処理(その2)「ローカット」
Saidera Mastering Blog:低域の処理(その3)「超低域の確認」


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