[]DSD音源制作 〜 後でミックス出来ないなら、今でしょ!
ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。
渋谷ヒカリエにて開催の「OTOTOY DSD SHOP 2013」は盛況だったようで!
最終日には弊社オノがサウンド&レコーディング・マガジン編集長と対談、一冊の雑誌を通して業界を見続けている國崎さんが語る展望には、やはり説得力がありますね。イベント前に行われた鼎談も是非。
私も初日に出かけ、改めて “聞くための手段” の豊富さを実感。「DSDフォーマットによるハイレゾ音源の配信」は、もはやマニアだけのものではありませんね。いよいよ、DSDレコーディング/マスタリングがマストとなる時代です。
さて、DSD音源制作は決して難しくありません。2chのDSDレコーダーならば、定番ともいえる KORG MR-2000S/MR-1000、ポータブルのMR-2があります。サイデラでも稼働し始めた TASCAM DA-3000 なら、SD/CFカード、USBメモリへの記録に対応。ワンポイント・ステレオ収録であれば誰もが簡単にDSD音源を制作できます。マルチ・マイクでも録りながらミックスを仕上げれば、Sonoma や Pyramix、KORG の Clarity(非売品) などといった DSD 対応 DAW を用意しなくてもOK。私も、オーケストラや室内楽のほとんどを、いわゆる「ダイレクト2ch」で録音しています――実はこの(録りながらミックスする)方法、DSDと相性がいいんです――
DAWがなければ、いつミックスするかって?
今でしょ! (流行語大賞おめでとうございます♪)
「どんどん録って、どんどん出す」。これを実現できる環境は、もう整っていますよ!
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