2009-01-01から1年間の記事一覧
チーフ・エンジニアの森崎です。モニタースピーカーの調整では吸音と反射がポイントです。吸音しすぎると部屋はデッドになり、反射が多いとライブになります。部屋の調整は吸音材を少しずつ色々な場所に貼りながら、余計な響き(フラッターエコー)をとると…
チーフ・エンジニアの森崎です。配信用とCD用のマスタリングの2種類のマスターを仕上げる場合、配信用にはPro Toolsから、CD用にはKORG MR-2000Sの5.6MhzのDSDデータにアップコンバートしてから作業しています。配信用の場合はヘッドフォン、携帯、ラジカセ…
チーフ・エンジニアの森崎です。スピーカーのセッティングで一番大切なのはがっちりとした床の上にスピーカーを置くことです。どんなに高級なスピーカーも柔らかい床では実力を発揮することは出来ません。 最近では色々な材質のスピーカースタンドが販売され…
チーフ・エンジニアの森崎です。モニター改善策として意外と知られていないのが、スピーカーユニットを取り付けているネジの締め具合です。ウーハーのネジは時間とともに緩くなりますので少なくとも1ヶ月に1度ぐらいは、締め直さなければいけません。ネジが…
チーフ・エンジニアの森崎です。マスタリングで大切なのはマスターの良さを最大限に引き出すこと、そのための機材の選択、特にAD、DAコンバーターの選択が大切です。サイデラ・マスタリングではプリズムサウンドADA8、dBテクノロジー4496、dCS905、アポジーP…
チーフ・エンジニアの森崎です。モニタースピーカーから良いサウンドを引き出すのに重要な要素はいくつかあります。1)出来るだけ左右同じ条件の壁の前に置く。2)壁からある程度の距離を離しておく。3)左右のスピーカーの角度をそろえ、同じ高さに置く。4…
どうもサラウンド戦略推進室担当のMUSHがお送りするサラウンドサウンドニュースがはじまりました!サイデラ・マスタリングは、5.1chサラウンドもPMC MB1x5chで、細かな空間定位までバッチリです!さて記念すべきVol.1はなんと!サイデラ・マスタリング関係あ…
チーフ・エンジニアの森崎です。サイデラ・マスタリングとかないまるその2にありましたように、サイデラ・マスタリングのリファレンスアンプはソニーのTA-DA9100ESを使っています。マスタリング用アンプに必要な要素はレンジが広く、音に癖がない、立ち上が…
チーフ・エンジニアの森崎です。マスタリングでもう少しステレオ感を出せませんか?というリクエストも良くあります。ステレオ感を出すというのはスピーカーとスピーカーの間の音の定位を、正方形から横長の長方形に引き延ばす感じです。頭で長方形をイメー…
チーフ・エンジニアの森崎です。よくコンプで「音をつぶす」と言いますが、僕の場合はつぶすのではなく音符の長さのコントロールのために使うことが多いです。プラグインには豊富なプリセットがありますが、やはり音楽の抑揚やグルーヴを大切にするには各楽…
どうもですMUSHです!さてさて前回記事「サイデラ・マスタリングとかないまるその1」でにおわせたその関係。まずひとつ!サイデラ・マスタリングのリファレンスアンプは、かないまるさん入魂のデジタルアンプ!SONY TA-DA9100ESなのです!デジタルアンプっ…
チーフ・エンジニアの森崎です。音には2種類の歪み(ひずみ)が存在します。耳に心地いいアナログ系の歪みと耳に痛いデジタル系の歪みです。アナログの歪みはアンプをオーバーロードさせた時に、真空管機材などではインプットレベルを上げた時に生じます。…
どうも!マスターのMUSHです!最近は暑くなってきたので冷たいお茶を希望するお客様が多いですが!喫茶Saidera/その3の続きです!5.さてさてコーヒー豆を蒸らしました!再度スイッチを入れます!おやおや蒸らすとコーヒー豆がこんもりして、これだけでなん…
どうもMUSHです!前回の記事でかないまるさんが出てきましたが、かないまるさんとサイデラ・マスタリングはひじょーに関係深いのです!!さて、思ったでしょう。オーディオ設計者のかないまるさんとマスタリングスタジオのサイデラ・マスタリング、なにがど…
チーフ・エンジニアの森崎です。スイッチング電源に有効という絶縁トランスの音質向上システムを自作してみました。(こちらのかないまるさんのHPを参考に作りました)一つは3ピンの入出力、もう一つはAudioPrismの電源ボックスに入るラインです。サウンド…
どうも暑いですねMUSHです!先日はマスタリングのお客様で井上薫さんがお見えになりました!!DJをはじめ幅広く活躍されている井上さんは、今回のマスタリングの翌日に都内某クラブにてマスタリング済み音源をかけられるとおっしゃっていました!クラブでど…
チーフ・エンジニアの森崎です。スタジオのメンテナンスの基本はケーブル磨きです。どんなに高級なケーブルも接点が汚れていれば本来の実力を発揮することは出来ません。キャノンケーブルのクリーニングで使うものは1.無水エタノール 2.綿棒 3.赤ちゃん用細…
どうもです!MUSHです!25年の時を経て今蘇るTPO、2009年は「日本のアート・オブ・ノイズ」TPOのCD再発祭り! テクノポップマニア必見情報をお送りする「TPOまとめブログ」にサイデラ・マスタリングが登場します!コチラ→→→コチラには、Proof…
どうもMUSHです!オーディオ・ビジュアル評論家の小原由夫さんがサイデラ・マスタリングにお越し下さいました!でもでもマスタリングのオーダーではなくって、シニアエンジニア・オノの取材ということでありました!取材の内容は、卵形(というか目玉形?)…
どうも!MUSHです!先日はMU-STARSさんがマスタリングでお見えになりました!当日スタジオにはなぜかネコ好きが集まり、携帯の待ち受けやPCの壁紙でMYネコちゃん自慢大会でした!↑↑↑「うちの子のほうが」「イヤイヤうちの子のほうが」(会話はイメージです)…
どうもMUSHです!先日は、code”M”さんにマスタリングにお越しいただきました!code”M”は、2000年4月、作曲家でありピアニストであるMAKIが、自らがプロデューサーとなり、発足させたパフォーマンスグループでですね、今回はさらにVEEさんとのコラボレーショ…
チーフ・エンジニアの森崎です。マスタリング・スタジオのケーブルラインには大きく2つのラインがあります。音を取込むためのRECラインと、プレイバックのモニターラインです。RECラインはその名の通り、音を録音するために使われますので、通したケーブルの…
どうもMUSHです!前回の喫茶Saidera/その2の続きですね!さてさて、コーヒー豆をくぼませたら、、、3.スイッチをON!してくぼみにお湯を注ぎ始めます。4.あとは、ほっとくだけで、、、ちょっと待ったア!!<Point!>中心のくぼみから外側にかけて、コーヒ…
チーフ・エンジニアの森崎です。最近話題沸騰中のStyling for your MUSICですが、『CDのマスタリングと何が違うんですか?』という質問が多かったので、詳しく説明していこうと思います。実際にアーティストの方が立ち会わないデモテープによる審査の場合は…
チーフ・エンジニアの森崎です。音をまとめたいとき、アナログテープを通したりアナログのシュミレーターを通して、ちょっとピークを押さえたりしますよね!そんな時に大活躍しているのが自作の網ケーブルです。(Apogee製のAESケーブルにナイロンスリーブを…
マッシュです!先日は日本一サウナが似合うのでは!?というお客様に、お越しいただきました!サイデラ・マスタリングのイスの高さは、サウナのそれとどうやら同じ具合のようです!!両手がガッチリひざに固定されたいつもの(!?)姿勢で、チェックされていま…
チーフ・エンジニアの森崎です。サイデラ・マスタリングの配信用の音作りには、iTunesなどの一般的な音楽配信を目的としたものと、My Spaceなどで自分の作品を世の中にアピールするため2つがあります。音楽配信の場合はMP3に変換されたサウンドを考慮に入れ…
どうもMUSHです!先日はHi-STANDARD、ULTRABRAiNで活躍中の難波章浩さんがお見えになりました!以前にも『ソングス・フォー・チベット』やその日本版『ソングス・フォー・チベット・フロム・ジャパン』でもマスタリングさせていただきました!この2作はグラ…
みなさまこんにちは。あいかわらず話題沸騰のサイデラブログへようこそ。ブッキングの石河です。どうぞゆっくり過去記事なんかも読んで行ってくださいね。ご存知の方もいるかもしれませんが…私、実はサイデラに勤務していない時間はヘアメイクのお仕事をした…